北京見聞録

留学・就業記・・の後 京劇ブログに移行予定(^^)

画家のモデル

ある日、その江蘇省の先生のお友達である、とある画家さんのアトリエに連れ

行ってもらいました。
この画家先生(王可偉/ワン・クーウェイ)はなんと阿南(アナミ)駐日大使の肖像画を
手がけたことのあるスゴイ方でした。

そして話の流れから「よし、ちょっとモデルになってごらん!」と言われ、
なんと私も描いて頂けることに・・! その時の絵が下。

        

 左は先生の画集です(プレゼントしていただきました)


学生の頃にアルバイトで油絵のモデルをしたことはあるのですが、プロの画家に
描いてもらうのは初めて。ちょうど誕生日が近く良い記念になりました。
「彼(阿南大使)の顔のホクロを敢えて描かなかったんだ。そしたらすごく
喜んでくれたよ.。」とか、ポーズ中に疲れた私を見て
「堅強(ジエンチャン / がんばって)!」と声がけされたことを思い出します。


そのあと、当時高校生だった先生の息子さんもアトリエに来て一緒にお話し
しました。「将来日本に留学してみたい」と語っていました。
(とってもハンサムな男の子でした~)お二人とも元気でしょうか。

そしてこの頃が北京生活の公私とも、いちばん充実してた頃ですね~☆彡

王先生の作品
 「夏夜」
   「后宮幽女」

  「三英戦呂布」

新しい教室へ

11月の半ばに何くれと世話してくれた何氷が故郷に帰ることになり、
今日で教室最後という日にマックでお茶した後、
「がんばるのよ~」って抱きしめてくれました。13歳も年下なのに
しっかりしてたわ。(´;ω;`)ウッ…。
私たちが仲良くなったのも、お互い北京ではよそ者という事もあり
どこか寂しかったからだと思います。
その後も何氷は手紙をよこしてくれ、私が日本に帰ってからも何年かは
文通が続いたのでした。


ともあれ、彼女が去ってからは寂しくなります。
最初に担当してくれた優しい先生も忙しく、代理の若い先生が教える
ことが多くなってきました。

それでも頑張って通っていたけど、ある時教室に行くといきなり教室が
閉鎖されていてかなり面食らいました。
一応、張り紙があり、目と鼻の先に移転したとのこと。事前に連絡くれて
もいいのに~とスネながら、新しい場所の教室にも何回か顔を出すけども、
一向に上手くならないし、だんだん「追いつけない感」が募ってくる。

もう少し丁寧に教えてくれる場所がないだろうか・・。


そう思い始めたある日、2人連れの男の子がお試しレッスンにやって来ました。

そのうちの一人の男の子が日系のホテルに勤めてるということもあり、
私のことを日本人と聞いてか、
「ここは今いちだと思う。他に良い教室があるので、良ければ僕らと一緒に
そっちで習わない?」と誘ってくれたのです!

なんという渡りに船!


後日3人で待ち合わせして、その新しい教室へ行きました。


新しい教室の先生は江蘇省出身の人で方言があり、聞き取るのはタ
イヘンでしたが、教え方は上手な人でした。 
ほぼマンツーマンの授業で2003年の年明けから約半年通いました。

        皆で鍋タイム♪

王府井の教室で静物画はうまくならなかったけど、ここでなんとか上達できた
かな~と思ってます(/ ̄ー ̄)

        


王府井の美術培訓(2)

私は石膏デッサンから始め、その後は皆より少し遅れて静物コースへ。
不透明水彩(ガッシュ)で描くのだが、絵の具は先生が私の為にわざわざ
先に用意して下さっていた(こっちの人ほんと優しい)!


今度は高校生たちが私の為に不透明水彩の使い方をレクチャーしてくれました。

こちらのパレットは日本のと少し形状が違って、深めの格子状になっている。

                           

そのマスの中に絵の具をチューブ1本、ほぼ豪快に出しきり、水で少し薄めて
使うのです。

幼い頃から習っている子も多いので、

「絵の具は単色では使わず、三色くらい混ぜるんだよ」
「構図は三角形を意識して取ると安定するのよ」といろいろアドバイスを
くれます。


みな北京の子だったが、一人、黒龍江省から短期集中?みたいな感じで

来てる女の子がいて、なんとなくその彼女(何氷 /フービン)といつも一緒に
いました。そして彼女がいてくれたお影で授業にもついて行けたのです<(_ _*)>


先生に(中国語で)
「ここはもっとこう描いて・・・・・ハオマ?(いいですか?)」、
と言われて分かったふりすることなんてしょっちゅう。

いちいち聞き返して授業を中断させられないし、そんなことしたら皆に迷惑
がかかる。そんな時はいつも彼女があとで補ってくれたのでした。

本当の留学って現地の生徒と一緒に授業を受けることで、本科生とかそれを
やってるんだものね。


まあ、そんな感じで、
私が特に東四周辺を好きになったのも、この教室に通ったからかもしれない。

教室を終えて、王府井からひとつ東の筋の東四通りに入って北に向かう。
パン屋さんで明日の朝ごはんを買ってから、朝陽北路のバスに乗るまでの
ブラブラ歩き。

東四も朝陽北路もレトロな建物がたくさん有ってなんともいえない雰囲気が
有りました。