北京見聞録

留学・就業・ 京劇 時々鳥ネタ

春休みの南方旅行 4 ~海南島~

そうこうするうちに今度は、チャンスが
「せっかくここまで来たんだから海南島へ行きたい」と言い出し、
私は「もう一人でもいいから飛行機に乗って北京に帰りたい」と
訴えたのものの、なぜかまた流され結局つきあうことになりましたヽ( ´ー`)ノ


この海南島の旅はシューリンは参加せず南寧に留まりました。
そこで3人で海口(ハイコウ)という海南島へのフェリー乗り場のある所まで行き、
そこから海南島行きのフェリーに乗船しました。
フェリーの船尾には中国の五星紅旗がなびいてましたね。


船室は4人の相部屋で、見知らぬおじさんが一人。
こんな時はやっぱり男の子が居てくれてよかったわ~。


1泊して、到着した海南島は南寧と同じように、台湾に似た建築物が有り、
こちらも夜市天国。 2002年の当時は開発中の為、所々工事現場になっており、
これから旅行者も増えて行くんだろうなあという感じでした。

   
島の北側の海(中国側)はあまりきれいではなく、太平洋側は真っ青できれい。
でも正直わざわざ日本から行くほどでは・・て感じですね。

  

そんなこんなでしたが、長旅の疲れが出て、遂にダウン!
市内のバスに乗っていた時に過呼吸の症状が出てが苦しくなり、
下車して道端でうずくまってしまいました。
「私一人でタクシーでホテルに戻る・・」と言ったものの、チャンスとAさんが
病院へ連れて行ってくれました。


どうやら脱水症状らしい。
大きな総合病院だったけど、看護師さんが注射針をバチバチと熱消毒してる。
衛生面は大丈夫? 日本じゃ針は使い捨てだよ( ゚Д゚)
居合わせた医師に思わず「清潔な針ですか?」と聞くと、「海南島で一番大きい病院だ!」と怒られました。
点滴を受けてると、日本人が来ていると聞いたのか、よその課からも別の先生が
「海南島はどうだ?」なんて雑談しにくる。疲れたよ~( ;∀;)。


チャンスもAさんにも疲れが見えてきた。
私が倒れたこともあり、さすがにもう帰ろうよという空気に。


再び大陸側に戻り「海南島さんざんだったの~!」とすっかり心細くなっていた
3人でシューリンに泣きつき、南方旅行はこれにて終了しました。


彼女が用意してくれたチケットで列車に乗り、ようやく恋しい北京に戻れたの
でした。  3泊4日の予定だったのに結局2週間近くも旅してました。

×

非ログインユーザーとして返信する