北京で物件さがし
仕事も決まったので、大学が終わるまで(=寮を出るまでに)アパートを探さ
なければ・・と思って不動産会社をめぐることになりました。
これが予想以上に苦労して、内覧に行った物件は全部で10件以上。
実際は肝心の物件よりも不動産会社にてこずった。
「外国人は紹介できない!」と門前払いされたり、
「日本の桜は綺麗?」と小馬鹿にした態度で接客された挙句、紹介して
くれなかったり。 そして日本人が営業マンをやっている不動産会社を見つけ
るが、物件そのものに決め手がなく、寮を出るまでに間に合わなかった。
仕方なくクラスメイトのアパートで一泊させてもらい、彼女も手狭な物件への
引越しを考えていたので、翌日一緒に「我愛我家」という不動産会社へ行き、
最終的に二人ともそこで良い物件にめぐり合ったのでした。
希望条件は会社の近くで予算は1000~1500元くらいの間。
1居室(日本の1DKにあたる)でこの価格だとザラにあるのだが、ただ建物
は総じて古く、水周りも悪い。外国人が住める公寓もあるが予算が足りない・・。
結局、地下鉄朝陽門駅近くの東岳廟というお寺の裏側にある家賃1600元の
アパートに決まったのでした。
近所にはスーパーがあり、アパート裏手には朝市が行われ野菜も格安で
買えます。しかも大使館や三里屯のバー街、スタバなどもある外国人が多い
地域で、何となく安心できる場所かな~というのもありました。
ただ五階建ての五階でエレベーターはナシ! 両手に買い物袋下げて階段を
上がるのはしんどい・・。
でも1人で住むには充分な広さで、壁も綺麗に白くペイントされて可愛い。
ベランダからは東岳廟や国貿ビルも見通せた。
後日、北京で職を得た日本人の家へ訪問しても大体似たようなクラスの
アパートに住んでました。
もし市内中心にこだわらなければ、もっと安くで住むこともできもます。
職場から遠いのはちょっと。
「誰も遊びに来てくれなくて~」って。 そりゃそうだよな。。
私の部屋も諸条件は完璧じゃないけど、日本の部屋は日が差さない和室の
6畳でおまけに砂壁・・。それに比べれば、北京のこの部屋は私に