北京見聞録

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王府井の美術培訓(1)

さて、家も見つかり、仕事には行ってるものの、午後からは完全にフリー
である。かといってまた語学スクールに通う気も起こらないし・・、
少なくともあと1年は北京にいるつもりなので何か学びたい。
そんな時ふと目にした絵画教室のチラシが目に入り、
「そうだ、絵をやろう!」と思い立ち、さっそく王府井にある教室へ
見学に行ったのでした。(日本にいる時から絵を描くのが好きで
カルチャーセンターに習いに行ったりしてました)


その教室は高校生がメインですが社会人も受付けてくれるとのこと。
担当の先生は、なかなかのハンサム。過去に東京に2年ほど住んでいらした
とか。


みな、受験に必死だったので、特に私に関心もなかったようだが、
一応家では私のことを話してるみたいで、生徒の親ごさんが教室まで迎えに
くると、「ほらママ、あの人よ、日本の・・」とかヒソヒソ言われて恥ず
かしい思いをしたことも。

父兄の中には日本語のできるお父さんもいて、「(日本には)よく出張に
行くんですよ」とにこやかに話しかけられたこともあった。


授業料は覚えてないが、多分、毎月1000元くらいだったかな?
月~土の朝から夕方まで通い放題でこの安さ!

最初の1クール(2~3週間)は石膏デッサンをひたすら描き、それが終わると、
水彩絵の具で静物を描きます。
モチーフは先生が考え、教室に2~3箇所セットされたのを各自が選び、
窓からの自然光を頼りに1週間で描ききるシステム。

その1週間の間は、モチーフは勿論のこと、イーゼルや椅子も片付ける必要が
ないので、習う側としてはかなり理想的な環境でした。 

           先生と皆でパチリ
こんな形式で開講してる所って日本では美大予備校くらいじゃないかな。
もっとこんな教室が日本にも沢山あればいいのに。。


**培訓(peixun / ペイシュン)**スクールのこと 
   英語培訓とかそばうち培訓なんてのもあります!

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