北京見聞録

留学・就業・ 京劇 時々鳥ネタ

ルームメイトはイタリア人

12号楼の話の続き
さて、なんとか 部屋も整い、しばらくすると私の部屋にも
同屋(ルームメイト)がやってきた。
彼女はイタリア人。ナポリの出身で名前はアニエス。
なので、先生から 阿年色(a nian se) という漢字名を付けられていた
(もっと綺麗な漢字使ってあげればいいのにね~って、 
   同じ「se」でも「色⇒絲」にするとか 
               日本人のA子とこっそり話していたっけ )


だいたいは韓国人と同室になるパターンが多いので、欧米の子だと
留学気分もupするので、ラッキー♪と思っていた。(最初は・・) 


他にもイタリア人の女子と男子が数人いて、イタリア人同士よくつるんでいた。
中国料理が口に合わないようで、しばらくするとランチ(パスタ)を
自炊していた。ちょっともらったけどおいしかったのを覚えている。


彼女が電話口でお母さんに私のことを言ってるんだろう。
時々ボソっと「・・ジャポネ・」と聞こえてドキっとしたり(゚д゚)


あと、自分のトイレットペーパーをなかなか買わず、トイレに置いてある
私の分を勝手に使うので、仕方なくペーパーは置かず、トイレに行く都度
持ちこむようにした。
他には、男の子を連れ込んでベッドで一緒に寝ていたり(服は着ている)、
掃除をしようと向こうから言い出すものの、いつも途中で掃除道具を放り出し、
廊下にいる仲間めがけて走り出して、そのままイタリア人同士で歌を合唱して
お掃除終了  →→ 道具を直すのはいつも私・・。などなど


疲れることも多かったけど、私が風邪を引いた時は心配してくれたり、
彼女のクラスの日本人が教室にしばらく顔を見せない時などは
「様子を見に行ってあげて」などと、情のある憎めない子でした( ´ー`)。


彼女が北京を発つ日は、私が旅行中でお別れができず、寮に戻ると
机に書き置きがしてあった。
           
アニエス、再見。゚(゚´Д`゚)゚。

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