北京見聞録

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時給は50元

**~再び留学記に戻ってきました~**


2002年の私のアルバイト代は時給で50元でした。
日本円に換算すれば当時で約700円なので、マクドのアルバイトくらい。。
週5の半日勤務なので月5万円程度の収入になり、贅沢はできないけど、
日本での貯金を切り崩さなくて済むようになったので有難かった。


のちに学生アルバイトで入った洪さんに、いきなり「時給はいくらもらって
ますか?」とストレートに聞かれ、戸惑いながら正直に「50元だよ」というと、
洪さんは「そうですか、私は30元です~」とガックリしていた。
仕事内容も同じだし、私より明らかに優秀なのに、そりゃヘコむよね・・


仕事の内容は受付の他にスタッフのタイムシートやお給料管理など。
スタッフ間でも賃金に開きがあるので、そこは中国人に任せたくないという
部分があったようです。


月曜日は駐在員さんたちが購読している新聞が山のように積まれていて
その仕分けが大変。 


そして、代表電話をまっさきに取るのも受付の主な役目。
中国人は基本、自分の名前を名乗らず、いきなり「~さんお願いします」
と言ってきます。
そして中国人スタッフに取り次ぐ時も「~さんから」と言う必要もなく、
もちろん「誰から?」と聞かれることもないので楽です。
「〇番にお電話です」といえば「謝謝」と言って電話を受けてくれます。


ただ、日本人に用事で電話をかけてくる場合は、相手の中国人の方もわきまえて
いて、きちんと名乗ってくれます


大体、取次ばかりなので、基本会話ができれば対応できるのですが、
たまにお目当てのスタッフが不在の時は
   「(中国語)君でいいから彼に伝えておいて! ~〇▲∴□◇!」
と伝言を頼まれ、聞き取るのが大変、しかも私の書いた中国語のメモも
文章が稚拙なのでクスっと笑われたり・・(´;ω;`)ウゥゥ


来客や電話応対が落ち着いて、ヒマな時間帯はお客様から見えないように
していれば、科書を置いて勉強していても許されてました。

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