北京見聞録

留学・就業・ 京劇 時々鳥ネタ

そしてお正月

年が明け、アニエスも休みを利用してどこかに行ってるのか部屋にいない。
お正月は一人で梨園劇場へ京劇を見に行ったり、互相学習の周さんのお宅に
お邪魔したりして過ごした。


周さんの家は北京の東、物質学院のすぐそばにあった。
71年生まれの彼女は私と同い年、三人兄弟の末っ子というのも共通してか
意気投合した。日系企業に勤めるエリートで、24歳で結婚して子供さんも1人いる
という順風満帆な人生・・。
周さん曰く、「その年(当時30歳)で彼氏もいなくてどうするんですか~!」と
達者な日本語で説教されちゃいましたわ( ´ー`)


そして、「外国に行く予定があるかも。。なのでもし良ければこの部屋をあなたに貸してあげるよ」と誘われた。「いくら?」と聞くと「友達だから1000元でいいよ」とのこと。当時のレートで換算すると14,000円ほど。
前に間借りしていた第二外大の家と違い、内装も綺麗、家具家電もばっちりあって2DKだったか。確かに破格!
ただ、この時は1年の留学で帰国するつもりだったし、寮を出て痛い思いをした
ことからお断りしてしまった。
そして半年後に北京に残ることになり、いざアパート捜しする段階の時には
もう周さんは外国へと旅立っていたのでした。

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